無責適用と重過失減額事案の損害調査法と意志決定システムの改善①
1.損害調査方法の改善
(1)事故当事者等に対する調査及び現場調査の一層の徹底
①事故当事者等に対する調査の徹底
(ア)事故当事者への照会様式を改定し、事故状況をできるだけ具体的に把握するよう努めるとともに、破損車両の写真がある場合は、提出を求めるなど客観的な情報の収集に努める。
(イ)事故当事者の死亡等により、事故当事者からの事情の調査が不可能なケース及び事故当事者の意見に相違があるケースについては、目撃者を含む事故関係者への事故状況に関する照会を徹底するとともに、必要に応じ、事故関係者への面談等を実施する。
②現場調査の徹底
(ア)正確な事故状況を把握するために、事故状況調査マニュアルを改正するとともに、同マニュアルに基づき、一層的確な現場調査を実施するよう努める。
(イ)調査担当者に対する研修を拡充し、調査担当者の事故状況調査の向上を図る。
(2)事故解析の充実
①デジタルビデオカメラの導入
事故発生現場の環境及び交通状況をより正確に把握するため、デジタルビデオカメラ等の機器を導入し、事故状況の検討に活用する。
②「パソコンによる事故解析システム」の試験的導入等を通じた事故解析の充実
事故発生状況の検証に当たって、パソコンによる事故解析システムを試験的に導入し、その有効性を
検討する。また、事故解析方法の工学的研究成果を活用し、分析能力を高めるよう努める。
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